シェアハウスが割と浸透してきた昨今、コロナ渦で後退した感はあるが、
少し前からそんなシェアハウスにも多様な変化が出始めている。
「ゲーミングシェアハウス」というシェアハウスがあるのをご存じだろうか。
見ての通り、ゲーム好きのためのシェアハウスだ。
今回は、実際に建設関連企業で働いており、かつゲーム好きな私の視点で、
今のゲーミングハウス事情を見ていこうと思う。
↓ゲーミングシェアハウスの一例
■ゲーミングシェアハウスの主な特徴
・ドミトリー(相部屋)タイプ
・個室タイプ
シェアハウスは主にこの2タイプがある。
もちろん相部屋の方が安く住めるし、個室タイプの方が家賃が高い。
・光インターネット完備(の所がほぼ)
光通信導入していないゲーミングシェアハウスはゲーミングシェアハウスと言ってはいけない法律を作っても良いくらい必須設備だと思われる。
・漫画やコンシューマーゲーム機で遊べるスペースがある
光通信のネット導入1点だけでもうゲーミングを謳っても良いと思うが、それ以外にも様々な工夫を凝らしたシェアハウスがある。
そうした設備で選ぶのも一興。
ただし立地や設備にもよるが、例えば個室タイプだと「これだったら普通に賃貸住んだ方が良くない?」というくらいの家賃が必要になるケースもある。
そこで頭ごなしに否定してしまっては私も老ガイまっしぐらだ。
個人的には相部屋タイプよりも個室タイプをおススメしたいが、仮に普通の賃貸と同じ家賃でも、あえてゲーミングシェアハウスを選ぶ理由を提案したい。
■あえてゲーミングシェアハウスに住む理由
1,入居してすぐゲームがしたい(契約がめんどくさい等)
ハウスにはネット設備が完備されており、自身でネット契約をする必要が無い。
今やたくさんのプロバイダが存在しているが、(これもまた別の機会に詳しく話をするが)結局どこの会社も通信性能「自体」にはそう大差ない。
回線の遅い速いを構成する要因は別にあるからだ。
速いで有名なNURO光も、全国どこでも絶対に速いと言い切れないところがまたややこしいところ。
ともあれ、既にハウスに導入されているネットは、既に入居している人がいること自体が「お墨付き」と捉えることが出来る。
業者選びで失敗することなく、かつすぐに遊び始められる。
これだけでも結構なメリットではないか。
2,家賃に大容量のインターネット代込み(であることが多い)
今やアパート等でも「インターネット完備!」の文字は良く目にする時代になった。
しかしちょっと待って欲しい。
インターネット完備とは名目ばかりで、実際は1メガ(ギガの1000分の1)程度のおまけのおまけ程度のネットしか開通していない賃貸はまだまだ多い。(特にアパート賃貸)
しかし、ゲーミングシェアハウスはほぼそんな心配はない。
ゲーミングと謳うからには、やはり大容量のギガプラン以上のネット回線が導入されている物件がほとんどだからだ。(入居の際は念のため確認はしてほしい)
しかも、高速ネット回線が家賃に含まれているにも拘らず、それでもまだ家賃が安い。
個室タイプで賃貸に迫るような家賃の所もあれど、それでもまだ安い。
これはサラリーマン的な考えかもしれないが、一人暮らしの学生で親から「家賃なら仕送りする」と言われているとすれば、ヘビーゲーマーでも余分な出費を抑えることが出来る。
速くて安いで有名なNUROでも、個人契約すると月額基本料は5200円/月するのだから。(キャンペーン価格は除く)
3,オフラインゲーム仲間を見つけやすい
これもかなりのメリットだと最近特に痛感する...。
Twitterなどでマルチ募集をかけたりしても、毎回そんなすぐに集まったりも珍しい。
集まっても、また気軽に呼びかけて練習相手になってもらうなどが難しい。
ゲーミングシェアハウスでは同じようにゲーム好きしか集まっていない(はず)なので、ゲーム仲間を見つけるには持って来いだ。
というか、それが目当てだという人も多いのではないだろうか。
ゲーミングシェアハウスに入居しておいてゲームが嫌いな人はいないだろう。
もしいたとしたら相当な変人である。
■おわりに
他にも調べれば様々なタイプのゲーミングシェアハウスが誕生しているので、興味がある方は是非確認してみてほしい。
物件数は今の所関東がやはり多いが、大阪方面もゼロではないので一度調べてみよう。